「入門Python 3」 をぬるっとレビュー

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【自己紹介】

ぬるったん

どうやって使うんだい。全部読めない。分厚い。そんなの当たり前の超良書をご紹介いたしましょう。

本日のレビュー作品はこちら。

入門Python 3」。(筆者が使っていたのはこれ。いまは「入門 Python 3 第2版」が最新らしい。)

Pythonを学ぼうと思った人は必ず一度は目にしたことがあるピンクの本。

私も初めてPythonを学ぼうと思ったときに初めに手にした一冊です。バッグの中でかさばりながら、一生懸命に持ち歩いた日々。

今回はこの良書「入門Python 3」の使い方、活用方法、レビューをしていきます。

この記事を読むと、Pythonの勉強方法がわかります。データサイエンティスト志望の方に向けた、Pythonを勉強しようぜ!と志した方々向けの記事になっております。

結論は下記です。

  • Pythonってなに?
    データサイエンティストにPythonは必須のプログラミング言語!
  • Pythonで何ができるようになればいいの?
    Pythonはいろいろできるが、データが触れるようになれればOK!
  • 「入門 Python 3」ってどうやって使うの?
    Pythonの基礎の基礎を学ぶためにまずは使おう!基礎を学び終えたら辞書として活用!
  • 基礎を学び終えたら別の書籍に移ってより実践的な勉強をしよう!

関連記事をいくつか載せておきます。初心者向けにデータサイエンティスト

では、本編にいきます。

Pythonはデータサイエンティストに必須のプログラミング言語

Pythonはデータサイエンティストに必要なプログラミング言語です。これ一択。

その理由は全世界のデータサイエンティストの市民権を得ている言語がPythonだということです。市民権を得ていることのメリットは、Python上に世界中の人間が作った便利グッズがあつまることです。

「numpy」、「scipy」、「scikit-learn」などデータ分析に欠かせない便利グッズがPython上に集まります。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

みんなが使っているといい環境が勝手にできるのであります。お国のためにみんなでハッスル。

「R」、「scala」などのプログラミング言語を使っている企業もあります。しかし、これらは古い言語であり、今後の将来性が見込めないです。

つまり、データサイエンティストにはPython一択なのです。

いろいろできるが、まずはデータを操作できるレベル感を目指そう

Pythonはいろいろできます。「データ分析」だけでなく、「アプリ開発」「スクレイピング」「ネットワーク」など様々なことが実装できます。

しかし、いまこの記事を読んでいる読者は「データ分析」をしたい人だと信じています。まずはデータを操作できるレベル感を目指すところに目標をおきましょう。

具体的にはPythonで足し算、引き算、掛け算ができれば十分です。できそうでしょう?

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

大きな目標は心が苦しい。千里の道も一歩から。これが継続の秘訣。

まずは環境設定を行おう

Pythonの環境を整えます。一番の難所です。これは本書の「1.9章 Pythonのインストール」を参照してください。本ブログでは詳細な設定方法は解説しません。

つまづいた方は下記のページをご参照ください。筆者がお世話になったProgateさんのサイトです。
https://prog-8.com/docs/python-env-win/

ここではかなり苦労すると思います。しかし、正直、初心者の方は最初だけなんとか頑張ればよいです。なにをやっているかは気にせず、なんとかプログラムを実行できる環境を整えましょう。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

環境設定は最初の一回だけ。百聞は一見に如かず。実行できればなんのその。

100Pまではサクサク進められるはず

環境が整ったら、「入門 Pyhton 3」を読み始めましょう。進め方としては下記のようなステップで進めるのがよいです。

  • ページを読み進める
  • 書いてある実行プログラムを写経(書き写す)してみる
  • 実行する
  • 成功をよろこぶ

プログラミング初心者は簡単な成功体験を積むのが重要です。こんな僕にもプログラミングができた!と感じてほしいのです。

そのため、まずは記載されているプログラムを書き写して実行することから始めましょう。そして、なにより成功をよろこびましょう。重要なのは実行して、よろこびを感じることです。

「6章 Whileとforによるループ」(約100P目)まではサクサクと進められると思います。ここまでくればPythonの基礎の基礎は学べた状態になっています。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

自分が書いたプログラムが動く。それを自画自賛。楽しく勉強。大事。

250Pまでに到達まで少し苦労する頑張りどころ

「7章 タプルとリスト」あたりから少し頭を使うシーンが増えてきます。初心者にとっては少しずつ苦労するポイントが増えてくるでしょうみな一緒です

重要なのはこれです。一番。

  • 1時間以上考えて理解できなければ諦める

完全に理解しようとしないでください。1時間以上考えて理解できなければあきらめましょう。大丈夫です。
ここでは理解しきれずとも、将来的にその要素の存在を思い出せれば大丈夫です。「タプル?なんかあったな、そんなの。」と使わなければいけない時に思い出せれば十分な知識です。その時に調べればよいのです。

重要なことはすべてを網羅的に知ることです。

「11章 モジュール、パッケージ、標準ライブラリ」まで終えれれば、Pythonの基礎は学んだも同然です。少し頭を使うことが増えると思いますが、時に諦めここまで進みましょう。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

諦めも肝心。無理は禁物。将来の自分に託すこと。大事。

250P以降で挫折しよう

ここから先の「第Ⅱ部 Pythonの実践」は挫折の対象です。無理です。初心者には難しすぎる。

「第Ⅱ部 Pythonの実践」の内容はやや目的に特化する部分もあり、基礎の学習としてはコスパが悪くなります。そして、最もオススメしない理由が「学習がつまらなくなること」です。

「これってどこで使うんだろー。よくわかんなーい。」となる内容が多くなるので、網羅的に学習しなくていいです。

これ以降は今後必要になったタイミングで辞書的に調べて、学ぶという使い方が最適です。
少し学ぼうとしてみて、250Pで挫折してみることをオススメします。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

無理なことは無理。逃げるが恥だが役に立つ。ガッキーかわいい。

別の書籍に移ってより実践的な勉強をしよう

ここまで来たら、Pythonの基礎は一定レベルになっています。自覚はなくともなっています。次は別の書籍に移って少し実践に近しい内容を学ぶことをオススメします。

なぜなら、楽しいからです。基礎が大事っていうけど、何できるかわからないとつまらない!となります。人間だもの。

私のオススメはこちら。
[第3版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践

オススメの理由は下記です。

  • サンプルプログラムが豊富にあること
  • 実装だけでなく理論をほどよく解説してくれていること
  • 機械学習がまなべることがうれしくなれること
  • なんだかかっこいいことをしている気分になれること

まず、サンプルプログラムが豊富で写経しやすいです。これは初心者の学習にとても重要です。

次に、実装だけでなく理論の解説があることが推しポイントです。機械学習の処理内容を理解しながら学習することができます。そして、これが初心者にとってほどよく書かれています。ある程度わかるが、全部は理解ができないという感じに。適切なレベル感で。

また、心情的なメリットとして、機械学習を動かせてなんだかかっこいいことをしている気分になれます。大事です。モチベーションが続きます。
1か月前はプログラミングもわからなかったのに、いまでは機械学習が動かせる!となれればシンプルに嬉しいです。

学習しながら、かっこいい気分になれるこの書籍が筆者なりのオススメ本です。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

自分に正直に。楽しさなくして、継続なし。みんなそうなのである。

わからないところは「入門 Python 3」を辞書として使おう

学習を進めていくと、プログラミングでつまづくこともあるでしょう。そんな時はいつもの「入門 Python 3」を重々と取り出して調べましょう。学習済の内容の復習にもなります。

「関数の作り方ってどうやるんだっけ?」「リストと辞書の違いってなんだっけ?」など、実は細かいところは学習してても忘れます。当たり前です。

大切なのは、辞書で気になったポイントを探せるようになっていることに成長を感じることです。

学習前には絶対にできなかった芸当です。わからないことを調べるのはなにも悪いことではないです。調べられて解決できるのであれば素晴らしいことです。

調べながら自身の成長を実感して、前向きに学習を進めていきましょう。

デフォ画像師匠
デフォ画像師匠

できなかったことができるようになる。小さな成長に目をむける。心がけ一つ。大事。

【まとめ】「入門 Python 3」は基礎の基礎を学習!以降は辞書!

「入門 Python 3」はPythonの基礎の基礎を学ぶためには最適な良書です。以降は辞書扱いして利用する書籍になります。

下記、本記事のまとめです。

  • Pythonってなに?
    データサイエンティストにPythonは必須のプログラミング言語!
  • Pythonで何ができるようになればいいの?
    Pythonはいろいろできるが、データが触れるようになれればOK!
  • 「入門 Python 3」ってどうやって使うの?
    Pythonの基礎の基礎を学ぶためにまずは使おう!基礎を学び終えたら辞書として活用!
  • 基礎を学び終えたら別の書籍に移ってより実践的な勉強をしよう!

さいごに、本記事で紹介した書籍のリンクを再掲しておきます。Pythonを学びたい人にはオススメの書籍ですので、思い立ったらすぐに購入して学習しましょう!

入門Python 3」(最新版「入門 Python 3 第2版」)

以上になります!バイバイ!

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