データサイエンティストは未経験だと難しい?【体験談を語ります】

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■この記事で解決できる悩み

  • データサイエンティストは未経験だと難しいのか?
  • 未経験者におすすめの企業は?
  • 未経験からデータサイエンティストに転職する方法は?

近年のIT技術の進歩により、各企業に様々なデータが蓄積されており、データを活用した新規事業の立ち上げや既存の業務の改善が企業運営の潮流になってきています。

そのような概況の中で需要が高まってきている職業が「データサイエンティスト」です。

データサイエンティストは「21世紀で最もセクシーな職業である」と言われ、今後の将来性が見込まれる職業の一つとして捉えられています。

しかし、未経験でもデータサイエンティストになれるのか?という声をよく聞くため、不安に感じる方も多いはず。

そこで今回は、未経験からデータサイエンティストに転職した経験を持つ筆者がこの悩みを解決します。

未経験からの転職を実現するための方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは本題に移ります。

【結論】データサイエンティストは”若ければ”未経験でも大丈夫

結論からいうと、未経験からデータサイエンティストになることは”若ければ”特に難しいことではないです。

各企業がデータサイエンティストを求めており、市場全体としてデータサイエンティストが不足している傾向があるため、実務経験がなくともポテンシャルが高い人材を採用して育成する企業も多くあります。

ポテンシャルが高い人材とは、自頭の良さやコミュニケーション能力など細かい部分はありますが、一番のポテンシャルは「若さ」です。社会人経験が浅い「若い」人材は様々なことを迅速に吸収できるため、ポテンシャルが高い人材として企業は捉えています。

データサイエンティストはここ最近で注目されている職業ですので、教育体制があまり整っていない現状もあり、各企業が自社で要請することを前提に採用を行っている企業も多くあります。

未経験であれば企業を選択することが重要

未経験者をどこの企業も採用しようとしているかというとそうではありません。そのため、未経験からデータサイエンティストになるにはやや限定的な企業の中から選択をする必要があります。

未経験者が特に狙いどころの企業は大企業の「子会社・合同会社」です。理由としては下記の4点です。

  • データサイエンティストを多く必要としており、未経験者も募集している傾向が強い
  • ビジネスに近い領域でデータ分析業務を行うことができる
  • 教育環境が整備されていることが期待できる
  • 成果を出せば上のポジションで働くことができる

「子会社・合同会社」というと、大企業の下請け会社のように捉えられてしまい、やや印象が悪く聞こえてしまう方もいるかもしれません。

実際にそのような会社も存在しますが、データサイエンスを目的に設立された会社においては下記のような狙いがあるため、下請け的な立場の会社ではありません。

  • 社内政治に関わらずデータ分析を活用するために、第三者的な立場で分析できる環境を構築すること
  • 社内では育成することができない、データサイエンティスト(DX人材)を多くグループ会社内に確保すること

データ分析を活用・浸透させていくための手段として、「子会社・合弁会社」を設立していることが多いです。(参考)アクセンチュアのDX戦略

詳細は下記で解説しておりますので、気になる方はご覧ください。

未経験者に「子会社・合同会社」がおすすめの理由4選

ここからは未経験者に「子会社・合同会社」がおすすめの理由を詳しく解説していきます。

データサイエンティストを多く必要としており、未経験者も募集している傾向が強い

「子会社・合弁会社」はデータサイエンスが主な事業として設立されていることが多いです。そのような中で、事業の拡大には自ずとデータサイエンティストが必要になります。

しかし、経験者の採用においてはネームバリューあり、給与が高い大企業やコンサルティングファームに対して、競争力が高いとは言えません。結果として、経験者の人材獲得はやや難しくなる傾向があります。

そのため、必然的にポテンシャルが高い未経験者を採用して、社内で育てる人材戦略を取らざるを得ないです。

この会社の悩みは未経験でデータサイエンティストを目指す方々には朗報です。しっかりと自身のポテンシャルを見せることで内定獲得につなげることが可能です。

教育環境が整備されていることが期待できる

上記の概況の中で、「子会社・合弁会社」は未経験者が採用される前提で体制を整えていることが期待されます。そのため、未経験者を育てるための教育環境が比較的整備されている点は未経験者の方には魅力的です。

また、多くのデータサイエンティストが在籍していることから、有識者に頼ることもしやすい環境です。未経験からデータサイエンスのスキルを身に付けていくためには恵まれている環境と言えます。

ビジネスに近い領域でデータ分析を行うことができる

「子会社・合同会社」はビジネスに近い領域でデータ分析ができます。理由としては潤沢なデータ量・業務知見がある中でデータ分析が可能という点です。

データサイエンスを推進するためにはまずデータがなければなりません。しかし、自社のデータをコンサルティングファームなどの第三者に提供することはリスクになりえます。結果的にコンサルティングファームなどは限られたデータの中でデータサイエンスを行うことが多いです。

また、業務知見という観点でも同様のことが言えます。データサイエンスを業務活用するには依頼元の業務を把握している必要があります。
コンサルティングファームなどの外部会社は実際にどのような業務が行われているかの情報を得にくい一方で、「子会社・合同会社」では業務知見を持った方が社内にいるというメリットがあります。

上記の理由からビジネスに近い領域でデータ分析が出来るため、データサイエンティストとして良質な実務経験ができます。

成果を出せば上のポジションで働くことができる

「子会社・合同会社」はよくも悪くも新興会社であり、企業風土が親会社と大きく異なることが多いです。
そのため、現代の潮流に合致した企業風土に近い体質なることが多いです。

過去の日本の常識だった年功序列型の人事制度は徐々に課題視されている傾向があり、新興企業の多くは成果報酬型の人事制度を構築している企業が主になります。

そのため、未経験であっても成果を出せば上のポジションで働くことができるため、パフォーマンス次第ではデータサイエンティストとして、良質な実務経験ができる環境です。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法3つ

ここからは未経験からデータサイエンティストに転職する方法を紹介します。

  1. 独学する
  2. オンラインスクールに通う
  3. 転職エージェントに登録する

①独学する

独学では主に書籍やWEB情報を基に自身でスキルを身に付けていく方法です。
メリットとしては低コストで学べることがあります。一冊2,000~4,000円ほどで購入できるため比較的安価な勉強方法と言えるでしょう。

デメリットとしては挫折しやすい点があげられます。行き詰った時に質問できる人間も近くにおらず、自力で解決しなければなりません。全くの未経験からスタートする方にとっては比較的ハードルが高い勉強方法と言えます。

➁オンラインスクールに通う

こちらが一番のおすすめになりますが、オンラインスクールに通う方法です。

スクールではデータサイエンスに必要となるスキルを体系的に学べるだけでなく、実務経験のある現役データサイエンティストの方から実践的な指導を受けられます。
わからない部分も質問ができるため、モチベーションを維持しやすい環境です。

複数のスクールがありますが、それぞれに特徴があり学びたいものによってスクールを選択する必要があります。

➂転職エージェントに登録する

上記の方法でデータサイエンティストのスキルを身に付けつつ、転職エージェントに登録しましょう。


転職エージェントでは、専属のアドバイザーが付き、求人情報の紹介や書類のチェックなどの転職を支援してくれます。
求人情報など市場環境を知ることが出来るので早めに登録して、転職に向けた情報を早めに入手しておくことでモチベーションの醸成にもつなげることが出来ます。
 

転職エージェントの登録は無料ですので、早めに登録しておいて損はありません。
 

【体験談】私が未経験からデータサイエンティストに転職した方法

私が未経験からデータサイエンティストに転職した方法を紹介します。

前提として、新卒入社した会社から1年半経った時期だったために、第二新卒という形での転職活動でした。

  • 1か月目:書籍で学習
  • 2か月目:プログラミングスクールで学習
  • 3か月目:転職エージェントに登録&面接
  • 3ヵ月後:内定獲得

1か月目:書籍で学習

1か月目は基本的に書籍で学習をしました。
書籍で学習と言っても、実際にPCでプログラムを動かすことが出来る類の書籍を選択して、プログラムを動かしながら学べるような書籍です。

具体的にはプログラミングを学ぶために「初めてのPython 第3版」を、機械学習を学ぶために「Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティスト」を中心に書籍で独学をしました。

ここではプログラミングの基礎を覚えることと、機械学習の基礎を学びデータサイエンティストとしての入り口に立つことを目的としており、すべての内容を完全に学ぶ必要はありません。

2か月目:プログラミングスクールで学習

2か月目は実際にプログラミングスクールに契約して、必要でありそうな講座を受講しました。

私が実際に契約していたのは「Progate」というプログラミング学習サービスを利用しました。ここではデータ分析の主流の言語である、Python・SQLを中心に受講して理解を深めていきました。

2か月目の後半ぐらいでは「Kaggle」にもチャレンジして、見よう見まねでプログラムを実装してみるなどをしていました。
正直、上記の進め方においてはあまり効率的ではなかったといまでは思います。なぜなら、データ分析に特化したものではなかったからです。

当時にはなかったのですが、現在では経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」に認定されている教育プログラムは助成金が支援されるためデータサイエンスに特化したオンラインスクールに通うことがおすすめです。

3か月目:転職エージェントに登録&面接

3か月目はいよいよ転職エージェントに登録して、面接を受け始めました。
担当のアドバイザーに相談しながら、求人情報を紹介してもらい、面接を受けていきました。

運よく内定をいただいたものの、正直転職エージェントの登録はもっと早期にしておくべきであったと後悔しました。
実際にどのような求人があり、どのような企業が未経験者を募集しているかを見ておくことで、自身の勉強に活かせたと思ったからです。

3ヵ月後:内定獲得

未経験からデータサイエンティストとして内定を獲得することが出来ました。
この際に、評価されたポイントとしてはスキル云々ではなく、ポテンシャルを評価していただいたと感じました。

特に、データサイエンティストになりたい理由が明確であったこと、データサイエンティストになるために必要な勉強を自ら行っていることが評価されて、内定獲得まで至りました。

スキルとしては低い状態でしたが、データサイエンティストを目指す理由と姿勢を伝えられるように行動することが大切なので、諦めないことが大切です。

以上が私が未経験からデータサイエンティストになった体験談です。

【まとめ】データサイエンティストは企業を選べば未経験でも大丈夫

未経験からデータサイエンティストになるにはやや考えることが多いですが、企業を選択すれば誰でもデータサイエンティストになれます。

ただし、自身のポテンシャルを示すためにそれ相応の努力は必要です。
 

しかしながら、当時の私の環境と比べるとオンラインスクールなどの環境も整ってきており、未経験でもデータサイエンティストを目指しやすい環境が出来上がってきています。

後は自身として、行動するか否か次第ですので、諦めずにチャレンジすることが重要なポイントになります。
 

今回は以上になります。

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