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キャリア形成に向けた大事な考え方、自分自身で大事にしている考え方をまとめてみる。
特にテクノロジー系の業界に身を置いている人には親身に感じられる内容であると思う。
キャリアを伸ばし続けるには居座ってはダメ。という話だ。さっさと次の領域を見つけにいかないとどんどんキャリアは鈍化していく。
今流行っている領域に居続けても、気づかぬうちにキャリアは衰退して価値を出せなくなる、単価が下がっていく。
これを避けるためには次の領域を見つけて、新たなる道を見つけていかないといけないという話。
キャリア論として、読んでいただいた方のお役に少しでも立てれば幸い。
では、本題に。
自身のキャリアを伸ばし続けるには、立ち止まってはいけない
自身のャリアを伸ばし続けるには、立ち止まってはいけない。これは周囲の自身とは別の業界の方を見て、感じたこと。
自身はデータサイエンティストとして、DXの流れを受けて、ちょっと流行りの職業についていると自覚している。
一方で、キャリアの衰退を実感したのが「クリエイティブの領域」の方の仕事を見た時。
やや単価がお高い方々であったということもあり、期待値が高くなっていたが、やっていたことはそれっぽいLPを作り、検証して作り直すという仕事をしていただけ。
数年前ではこれでも許されたんだと思う。だが、昨今ではWEBマーケは常識的になっており、デザイナー・コーダーなどはあふれかえっている。
そんな中、過去の仕事を行っていると単純に依頼元に価値を感じてもらえないのだと理解した。なぜなら、同じことをもっと安く受注するベンダーなどいくらでもいるからだ。
彼らができたことはもっとテクノロジーを使って効率的に仕事をする、データ分析を使ってより高精度な改善をする、マーケティングスキルでより顧客に刺さるクリエイティブを作る、などがあったと思う。
つまり、別の領域のスキルを掛け合わせて新たな付加価値を出すことができたと思う。
現に、いまイケてるクリエイターは常に新しいものを生み出そうと日々考えているはずだ。
それが、出来ていないと昔と同じ単価で受注することなどできす、どんどん人材としての価値は下がっていく。
この事例を基に自身のキャリアにも危機感を感じ、次の領域を探す重要性を感じた。
キャリアを伸ばし続けるには、「居座ってはダメ。さっさと次の領域にいくべき」と。
名書「チーズはどこへ消えた?」
この事例を超正確に捉えている名書がこれだ。
この書籍は「キャリア論」を考えるのに大切な考え方を授けてくれる。とても薄く、すぐ読める本であるので、気になる方は読んでみてほしい。
内容はチーズを探している2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」と2匹の小人「ヘム」「ホー」の物語だ。
2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」と2匹の小人「ヘム」「ホー」は日々生活のためにチーズを探していた。
ある日、とある場所にとんでもない大きさのチーズを見つけた。
2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」はそのチーズも足しにしながら、次のチーズを見つけることを続けた。
2匹の小人「ヘム」「ホー」はそのチーズがある場所に居座り、日々その場所で過ごした。
またある日、チーズがいよいよ底をついた。
チーズが小さくなっていることには気づいていたが、変化を恐れる恐怖心から「ヘム」「ホー」は次なるチーズを探せない身体になってしまっていた。
一方で、「スニッフ」「スカリー」は別の場所で前より大きなチーズを見つけていた。
という話だ。
この話はぜひ、読んでほしい一冊である。この話からは自らに啓発的な気づきを与えてくれる書籍だ。
この本からの学びは「居座ってはダメ。さっさと次の領域にいくべき」重要性を気づかせてくれる。
次の領域にいける人材がキャリアを優位に進められる
最近の世の中の移り変わりは非常に速い。次から次へと新たな技術や新たな考え方が登場する。
そのような概況の中でいかに次の領域に飛びこんで、新たなスキルを身に付けられるかがキャリア形成には大事になってくる。
軸となるスキルが身に付いたら、次のスキルを探して、自身のスキルの幅を肉付けていくことが重要である。
筆者の場合はデータサイエンティストとして、データサイエンスの地力を身に付けた上で、コンサルティングスキルに力を振ってキャリア形成を図った。
比較的これはうまくいき、早期にコンサル寄りのロールを担ったことで希少性も高くなり、昇格にも近づいた。
次に移った領域は人事領域だ。マネジメントをするようになり、人事領域に少し力を使うように動いた。
具体的は、社内の人事制度の設計だ。評価基準やどのような人材を会社として求めているのかを明確にして、社内制度に組み込むことを2年ほど担当した。
この経験でデータサイエンティストの必要とされる人材について、理解が深まり、さらに会社経営としてどのような観点で考えるべきか視点が身に付いた。
結果として、いまではマネージャー職として、日々活躍できており、それなりに報酬も上がったのがいまだ。
振り返ってみて、という話だが次の領域に踏み込み続けたことが成功の要諦だと実感している。
経験談を通して言えることとしては、次の領域に移ることでスキルの掛け合わせが行われ、希少性が増すということが重要だということ。
一つの専門性ではそれなりの人数がいるが、二つの専門性の掛け合わせ人材は必然的に少なくなる。
次の領域へ進み続けることで希少性が高い人材になり、価値の高い人材になれるということが起きる。
次の領域にいける人材がキャリアを優位に進められる、という話でした。
ある程度スキルを身に付けたら次のチーズを探しに行く必要がある
次のチーズを探しにいくタイミングの話だ。どれほどまでスキルを身に付けたら次の領域に飛び込むべきか、ということは悩ましいと思う。
筆者の考えでは、「自身が胸を張って〇〇の専門家」といえるようになったらでいいと思っている。それは人それぞれだ。
言い切れるかどうか、はその人の性格やキャラクターにもよる。だから、自分が〇〇の専門家と言える、とまで自身が付いたら次の領域に行くことが重要だ。
データサイエンティストであれば、機械学習を実装できるような状態になれば、専門家と名乗ってもいいと思うし、深層学習などのアルゴリズムを深く理解するまで名乗らないという選択肢もある。
それは人それぞれのタイミングとキャリア志向によるものだ。
しかし、キャリアを上手く作るという観点では、早い方がいいと思う。希少性を高めるためにはなるべき早く他のスキルとの掛け合わせを行う必要がある。
そのため、あまり深くスキルを身に付けようとすると、次の専門性を身に付けるのが遅くなるため、希少性を上げるのが遅くなってしまう。
ある程度スキルを身に付けたら、早いうちに次のチーズを探しに行くが重要だ。
毎日少しづつ、次のチーズを探すことが重要
次に、次の領域の探し方、身に付け方だ。
これは毎日少しづつ、次のチーズを探して積み上げることしかない。一晩のうちに次のチーズが見つかることもなければ、次の専門性が身に付くはずがない。
そのため、毎日コツコツと継続して力をつけていくことが重要であり、ただ一つの道だ。
筆者は朝の時間を無理やり、チーズ探しに使っている。なぜなら、自分の中での最優先事項だからだ。
夜はコントロールがききにくく、疲労もたまっている。そんな中で次のチーズを探すのは非効率だろう。
そのため、朝に必ず30分でも次のチーズを見つけに行く時間を取り、新たな領域へ進む順二をしよう。
これが、キャリアを上手く作っていくために必要なことだ。
データサイエンティストはこの考え方がはまりやすい
最後にデータサイエンティストはこの考え方が非常にはまりやすいことをまとめる。
データサイエンティストの専門性は「データ」という非常に汎用性が高いものだ。データがない業界はほぼなく、データサイエンティストはどの業界でも活躍できる。
しかし、データサイエンティストとしてデータの活用を考えるにはその業界に知識や基本的な考え方を知っておく必要がある。
そのため、データサイエンティストは「データの専門性」以外にもう一つ専門性を持つことでキャリアを格段に高められる職業だ。
だからこそ、本ブログでも取り上げた。
データサイエンティストはデータ分析だけ詳しくあっては頭打ちがくる。次の領域にはみ出して、新たな価値を作っていくことをオススメする。
今回は以上です。